ロサンゼルス大都市圏の都市化された地域の塊はロサンゼルス郡の都心中核を取り囲んでいる。都市化という言葉は多かれ少なかれ連続的に都会化された地域に使われ、ベンチュラ郡からオレンジ郡の南側郡境まで、また
太平洋からインランド・エンパイアまでが当てはまる。ロサンゼルス大都市圏は通常ロサンゼルス都市圏、インランド・エンパイアおよびベンチュラ郡を含むと一般に考えられ、その全てが
アメリカ合衆国国勢調査局が定義する複合都市圏の一部である。ロサンゼルス大都市圏には
サンディエゴ郡と
インペリアル郡が含まれていない。これらの郡の都市部はロサンゼルス大都市圏の都市化地域と連続しておらず、
サンディエゴ市自体がサンディエゴ・
ティフアナ都市圏というロサンゼルス大都市圏よりは小さいが、実質的に大きな都市圏に属しているからである。
アメリカ合衆国国勢調査局は上記5郡を
ロサンゼルス・ロングビーチ・リバーサイド複合都市圏に指定しており、2010年4月1日時点の人口は17,877,006人としている。アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、ロサンゼルス都市圏の面積は4,850 平方マイル (12,560 km2) であり、一方複合都市圏の方は33,954 平方マイル (87,940 km2) となっているが、後者の場合の半分以上はサンバーナーディーノ郡、リバーサイド郡両郡東部の、人口が希薄な砂漠地帯までを含んでいる。