ラカイ県 (
Rakai District) は
ウガンダ南部、
ブガンダ南西部の
県。カンパラから南西におよそ180km、ブドゥ地方の南部、
タンザニアとの国境に位置し、東は
ヴィクトリア湖に臨む。2006年7月に北西部のカブラ郡が
リャントンデ県に分割された。北東部にチョテラ郡、北西部にコキ郡、南部にカクト郡の3郡にコキ郡にラカイTCを含め8、チョテラ郡にチョテラTCとカリシゾTCを含め8、カクト郡に5の計21の副郡が置かれている。2002年の国勢調査人口からリャントンデ県分を除いたものは 404,326 人。知事に相当する第5地域議会 (LC5) 議長はビンセント・セムクラ。東に
カランガラ県、北に
マサカ県、西に
アンコーレ王国の
キルフラ県、
イシンギロ県、南にタンザニアの
カゲラ州と接する。北東から南部へ
カンパラとタンザニアの
ブコバを結ぶ幹線道が走る。公式記録上のウガンダ初の
エイズ患者が
1982年にラカイ県で報告され、ウガンダがエイズ研究の中心地の1つとなった。