カムリ県 (
Kamuli District) は
ウガンダ中南部
ブソガ北西部の
県。
キオガ湖の南岸東部、
白ナイル川東岸に位置し、
1974年にブソガ州の
北ブソガ県として設置され、1979年にカムリ県に改名された。2005年7月に東部のブラモギ郡が
カリロ県に分割された。2002年の国勢調査人口は 712,079 人でうち2006年以降のカムリ県分は 552,665 人。2007年度の概算人口は 662,407 人。面積は 3,443.62 km2で、835.12 km2は水域である。北にブディオペ郡、中部にブガブラ郡、南にブザーヤ郡の3郡にカムリTCを含め18の副郡、104の教区が置かれている。知事に相当する第5地域議会 (LC5) 議長はムビル・スティーヴン。県の北部は牛回廊と呼ばれる、ウシの放牧される一帯に属する。住民の80%は農民で食用としてサツマイモ、ラッカセイ、マメ、バナナ、雑穀、イネなど、商品作物としてコーヒー、綿花、パイナップル等が栽培され、漁業、酪農も盛んである。南東に
イガンガ県、南に
ジンジャ県、キオガ湖の北に
ランゴ地方の
アモラタル県、
テソ地方の
カベラマイド県、
ソロティ県、ナイルの対岸に
ブガンダの
カユンガ県と接する。