スンバワンガ(Sumbawanga)は、
タンザニアの都市。タンザニア西部に位置し、
ルクワ州の州都である。人口96226人(2010年)。スンバワンガに住む人はフィパ人が多く、地元の言語を話す。スンバワンガには政府出資のルクワ総合病院と、
カトリック教会スンバワンガ教区の管理するDr Atiman病院がある。スンバワンガは、農業及びこの地域に限定された地方商業の中心として機能している。またいくつかの政府機関がおかれている。町の中心部には小さな市場があり、
トウモロコシや
家畜、
果物や
魚のほか、輸入されたプラスチック製品や
電子機器、
自転車や交換部品なども入手可能である。スンバワンガは現在、この地域に限定された経済の中心としての役目しか果たしていない。南東にある
ムベヤとの、雨季にも使用できる通年型道路が開通すれば、経済の向上が期待できる。スンバワンガからはムベヤまでバスが通じており、ムベヤからは
タンザン鉄道を使って最大都市
ダルエスサラームや
ザンビアの
カピリムポシまで行くことができる。